シャネルのマトラッセの魅力
シャネルのマトラッセの魅力を知ろう
シャネルの18番であるマトラッセの魅力とよさをここで紹介します。
マトラッセとは？
マトラッセとはキルティング部分がダイヤの形をした格子状に縫われたものを指します。デザインとしての役割ばかりが注目されますが、素材をしっかりと堅く丈夫にするるという2面性を持つデザイン方法でもあります。
マトラッセは1929年に誕生して以来、今やシャネルのデザインとして不動の人気があります。
素材をしっかり固定するという縫い方であったものがシャネルの手にかかりデザインとしてのよさもさらに洗練されるようになり、
シャネルの財布と言えばマトラッセと言わしめるほど今やシャネルを象徴するようなデザインとして君臨しています。
しっかりとしたデザインでいいものを作るというシャネルのこだわりがマトラッセにも見受けられます。
シャネルとマトラッセの歴史
シャネルのマトラッセは、1930年代に発表されたショルダーバックのことを言います。1930年当時は女性向けのバッグと言えばハンドバッグでした。
しかしシャネルがショルダーバッグを世に送り出すことで、一躍マトラッセは人気がでます。
その影響でショルダーバックの認知も増えてきたわけです。
デザインは美しくてエレガント、そして耐久性もあるのがマトラッセの特徴です。
マトラッセのバックにはシャネルの理想とするイメージが反映されていたとも思えます。
マトラッセを用いたものにはショルダーバック、ハンドバックとトートバックがあります。
特にマトラッセミニボストンはエレガントな装いにも、普段のカジュアルスタイルにもよく合います。
素材はラムスキン皮テープを使い、マトラッセの柄を編見込んだミニボストンに仕上げられています。
シャネルマトラッセショルダーはデザインも小さくてとても人気があります。色はピンクで、豪華さとかわいさを兼ね備えたショルダーバックが人気があります。
マトラッセはそれを使う女性の美しさを引き立ててくれるのは今日も作られた当時から変わっていません。
現在シャネルが使うマトラッセ
シャネルはマトラッセをさまざまなものに使っています。バックはもとより、時計、財布、アクセサリーにまで応用しています。
元々は素材の耐久性を高める技法の１つとしてあったものがデザインとして認知されるまでに昇華させたシャネルの職人魂には脱帽です。
デザインとしてかれこれ７０年以上も昔に使われたマトラッセですが、今現在もシャネルのマトラッセとして人気は衰えることはありません。
技法さえもデザインとして活用しつつもシャネルの核になる「シンプル＆エレガンス」を守り抜いているのはひとえに
シャネルの独創性ならではと言うべきでしょう。もはやシャネルと言えばマトラッセというぐらいシャネルの看板となって７０年あまりが経ちますが、
今も様々なものに使われてシャネルの人気を不動のものにしたと言っても過言ではないかもしれません。